今日は朝から重苦しい雲が垂れ込め、時おり小雨のぱらつく肌寒いお天気。
こういう日は、何か、あったかな飲み物が欲しいよね...。
そう言えば、この間ティラミスにふりかけるために買ったココアがあるから、あれで、子供のころ母に教えてもらったココアをいれてみよう...。
小鍋にココアとお砂糖と牛乳少量を入れ、弱火にかけ、木べらでせっせと練ります。
とろ~りとツヤが出てきたら温めた牛乳で少しずつ伸ばして行き、沸騰直前で火を止めたら隠し味にバターをひとかけ。
こうやっていれたココアを飲むたびに、三島由紀夫の“潮騒”で、主人公が灯台長さんのお宅でご馳走になったココアを “西洋のしるこのようなもの” と称したのを思い出します。
たしかに...隠し味にちょっとお塩を利かせると味が決まるあたりも似てるかも...。